二度目の出産記(2)。
* ここから続いてます→二度目の出産記(1) 。
■ モモ太出産時のハナシ ■
我慢して我慢して、ようやく訪れた朝ー。
すでにヘロヘロになりながら、
予定どおり、AM9時に病院到着。
「こころさん、待ってたよ!」
そこで私を迎えてくれたのが、ベテラン助産師さん。
ココ太を取り上げてくれた人だ。
この人の顔を見たら、
なんとなく陣痛も和らぐから、不思議だー。
ああ、大丈夫!
これで私、無事に産めるわっ!!
(どれほどのカリスマなんだ。)
助産師さんは、前回の難産に加え。
今回も「お腹の赤ちゃんが大きい」と、心配していて。
「あなたが産んだの見届けないと、
私、安心して休みも取れないわっ!」
・・・なんて言って下さったのが、すごく嬉しかった。
私は、今回もやっぱり「微弱陣痛 」で。
着いた早々に、促進剤を点滴。
既に陣痛は、6分間隔。
一時間後には、子宮口が5センチまで開いた。
5日もかかった前回とは、段違いのスピード進行!
呼吸法で痛みを逃すのも、この時点では、まだ余裕。
「おや?もしかして、
あと数時間もすれば、産まれちゃうんじゃないの、これ。」
なんて、思われた。
ええ・・・。
そんなわけも、ないのにさ・・・(´-ω-`)
助産師さんが、内診しながら言うのです。
「赤ちゃんの頭が大きいから、
ちょっと、時間かかるわ。」
え・・・。頭・・・ですか・・・。
赤ちゃんは、細い参道を通るために、
頭の骨を、重ね合わせて出てきます。
モモ太は頭が大きいので、それにも時間がかかる。
「赤ちゃんは、自分でゆっくり重ねて行くから、
それまで、待ってあげてね」
そう言われて、待つこと数時間・・・。
痛みは、激しくなるばかり・・・。
なんでも、骨を重ねることで、
頭の皮にシワが出来るてくるそうで。
助産師さんは、それを内診で確認するのですが。
「うーん。
頭の皮、まだつるつるだわー。」
っておい・・・。
お腹の・・・そう、そこの・・・。
お前、やる気あるんかっ!!
母ちゃんは・・・母ちゃんは・・・。
もう、ちょっと、泣きそうだけど。
痛い!痛い痛い痛いよーーっ!
呼吸法で痛みを逃すのも、
だんだん難しくなって来た。
だいたい「逃す」って言っても、
痛みが消えるわけじゃないですからね。
若干和らぐだけで。
そこから、更に数時間。
陣痛は、ガンガン来てるのに。
なかなか進まない、お産。
それと言うのも・・・。
助産師さん。
「まぁー。マイペースな子だわー・・・。」
お腹の赤子が、
マイペースだから・・・!
赤ちゃんは、
子宮の中を回りながら産道を下りてきて。
最終的には、
母体の背中の方を向いて出てきます。
私は、仰向けで分娩台にいるので、
つまり、赤ちゃんは下向いて出てくるわけですが。
助産師さん
「今まだ、真上向いてるから。」
・・・えっ。
助産師さん
「赤ちゃんのペースで下りて来るから、
もうちょっと待ってあげて。」
・・・えええっ!!
待つ・・・・・・。
待つって、どれぐらい?
私は、そろそろ限界ですが・・・。
一見、おとなしく、
呼吸法してるようにも見えますが・・・。
実は、暴れたい願望さくれつ。
限界なんですよ、もう、ほんと痛い、痛い・・・痛・・・。
「痛い」以外の単語が思い浮かばないほど・・・。
ていうか、
こんなに痛かったっけ!?
陣痛って、こんなだったっけ?
ここまで、痛かったっけ??
あああ、思い出せない!
思い出せない!?ありえないっ!
こんなに痛いの、よくも忘れてたっ!
アホーっ!私のアホーーーっ!ヽ(TдT)ノ
(大パニック。)
うわああ、どうしよう。
叫びたい・・・。大声上げたい・・・。
ぐはーーーーっ!
もう、もう、本当に、暴れ出しそうだーーーーっ!!
・・・と、思ったその時。
隣の分娩室から、ものすごい叫び声っ!!
別の産婦さんが、暴れてる・・・。
私の代わりに、暴れてる・・・( ゜д゜ ;)
(向こうは、そう思ってないが。)
お隣さんの、見事な暴れっぷりに。
落ち着きを取り戻したのでありました・・・。
ふー・・・。
<つづきはこの後すぐ!>
↓二度目の出産記 その3
お腹にいる時から、折り紙付きのマイペース。
↓↓
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