いくじょぶ!!

育児・子育て漫画日記。息子二人のボケが過ぎて、母ちゃんツッコミが追いつきません。

カテゴリ: 出産のはなし。

*本日2度目の更新ですー。ここから続いてます→「その1 」「その2 」■ モモ太 出産時のハナシ ■マイペースな赤子に、振り回されながら。ことあるごとに、看護士さんを質問攻めにする、私・・・。脳内では、のたうちまわってます。痛いよー。痛いよー。看護士さんと言え ... 続きを読む

*本日2度目の更新ですー。


ここから続いてます→「その1 」「その2





■ モモ太 出産時のハナシ ■





いくじょぶ!

マイペースな赤子に、振り回されながら。


ことあるごとに、
看護士さんを質問攻めにする、私・・・。






いくじょぶ!

脳内では、のたうちまわってます。


痛いよー。痛いよー。




看護士さんと言えば。

ココ太が産まれた時にいた、看護士さん。


忘れもしない・・・。

先生と一緒に、お腹を押してくれた、看護士さん。

美人さんだったから、なおさら忘れない。


その看護士さんが、この日も付いて下さった。

なんだがご縁があって、嬉しい。





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いくじょぶ!

さて。暴れていたお隣さんが、無事出産を終えた頃。

(私より先に分娩室に入ってました。)





私の方にも、変化が。


今までと、違った陣痛が来てる。



痛みの種類が違う。

どう違うのかと、しいて言うならば・・・。




いくじょぶ!

お腹の赤ちゃんを、感じる痛み。



マイペースな赤子が、

いよいよ動き出したようです・・・(´-ω-`)




陣痛の波が来るたびに、

赤ちゃんが動こうとしてるのが分かる。


激しい痛み・・・。


いよいよ、
ぐあ゛あ゛っ!」て声が出そうになる。



なんかもう、わけも分からないけど。

いきみたくてしょうがない。


でも、「まだ待って」と言われる。



たまに、少しだけ、いきませてもらえるけど。


まだ早いからと。
赤ちゃんが、自然に出てくるまで待ってと。



赤ちゃんペースのお産だから。

母は、待ってあげないといけない。


でも、どれぐらい待てばいいのか、分からなくて。

それはもう永遠のようにも感じて。




微弱陣痛の私は、

ともすれば、陣痛の間隔が開いてしまう。


せっかく1分おきになっても、それが持続せず。

すぐに3分間隔、6分間隔に戻る。




このまま、またお産が、
長くなってしまうのだろうか・・・。


不安と、痛みで、気が遠くなる・・・。




陣痛の波と波の間に、本当に一瞬、気を失う。

自分が白目向いてるのが、分かる。






意識が、だんだん朦朧としてきて・・・。






ああ、なんか、ヤバイかも・・・。






いくじょぶ!
そんな私を、引き戻してくれたのが・・・。








いくじょぶ!
ココ太でした。



分娩に立ち会っていた、ココ太。


投げ出された指を、ぎゅっと握ってくれた、

ココ太の、小さくて温かい手が。


ありがたくて、愛しくて、涙が出た。




弱音を吐いてちゃダメだ。
しっかりしなくては。

この子が、見ているのだから。




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朝9時に分娩室(LDR)に入ってから。

あっというまに、時間は夕方。


病院スタッフの皆さんも、シフトが替わる頃。


産まれるまでいるから、安心しなさい」と、

助産師さんが言ってくれ。


そして、あの看護士さんも。

今回も見届けますから」と、残ってくれた


ああ、私は幸せだなと思った。

素敵な方々との縁に、感謝したい。


でもこの時、「ありがとう・・・」と言った自分の声が。


本当に、か細くて。

文字通り、蚊が泣いたように聞こえたから、笑ってしまった。





お産は、どんどん進んで。

いきみたさは、限界。


もう、そろそろ、
本格的に、いきみたいんですけど。


いいですか?
まだですか?まだ待ちますか?



あああああ、これ、もう、

痛みを、どこへ逃がせばいいのかーーー・・・っ!!




助産師さん

はい、頭見せて上げる。



え・・・・・・。
見っ・・・え・・・・・・っ!?Σ(´-ω-`)




なんとびっくり。

鏡を使って、お産の状況を見せてくれた。


ココ太を産んだ時には無かったけど、

最近この産院では、こういう流れなんだと。




鏡で持って・・・・・・見えた・・・。



奥の方に、黒い・・・。



あれは、赤ちゃんの頭だ!




想像してたよりも、

まだまだ、産道の奥にあったけど。


それでも、着実に、

赤ちゃんが出てこようとしてるんだと分かった。



そうか、苦しいのは私だけじゃない。

この子も今、苦しいんだ。


こんなに細い所を通り抜けようとして、頑張ってる。




よし、大丈夫。母ちゃん頑張るから。

お前も頑張れ。頑張って、出ておいで。




赤ちゃんが、下りて来たので。

陣痛の波に合わせて、呼吸をしながら、いきむ。


赤ちゃんが苦しくならないように、

あくまでも、まず呼吸。呼吸の最後に、いきむ。


たまにはいきまず、赤ちゃんを休ませて上げる。


赤ちゃんと一緒に頑張る。


よし、もう一息だ。ゴールはすぐそこだっ!

(・・・と、思うよ、たぶん・・・。)






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それから、お産は、あっと言う間に進む。




おーっ!頭が出てきた。

(見てる見てる。)



え?触る?触りたいっ!触りたいっ!



もうこれで最後かもしれないので、

出産で、やりたいことは、全部やっておく。



おおおおおおっ!こんな感じかーーーっ!!

(触ってる、触ってる。)




ここまで来ると、
なんだか、面白いアトラクションに参加してるぐらいの感覚。


ものすごく痛くて、

体力的にもヘトヘトなんだけど、どこかで客観的。




はい、もう出てくるよーっ!

吸ってー吐いてー吸ってー吐いてー、いきんでーっ!



はい、小さく吐いて!

はっ!はっ!はっ!はっ!はっ!ハッ!




こうして、

産まれてくる瞬間も、全部見てました。

(鏡でもって。)




まるでスローモーションのように、

赤ちゃんが出てきた。






いくじょぶ!

真っ先に視界に飛び込んで来たのは、白い手






通常赤ちゃんは、

頭から出てくるのですが・・・(´-ω-`)






いくじょぶ!

モモ太は、

このポーズで産まれて来ました。





待ちきれず、手が先に出ちゃったのか、なんなのか。

理由はどうだか知らないけれど。


とにかく、マイペース過ぎるぜ、この赤子・・・。





いくじょぶ!

おかげで、ちょっと裂けました・・・。




もーーーーぉ・・・。

母ちゃん、せっかく呼吸法がんばったのに・・・。



ゆっくりゆっくり、
赤ちゃんペースでのお産だと。

子宮口もまた、ゆっくりゆっくり開く。



だから、無傷だったのに・・・。



モモ太のアンパンチで、最後の最後で裂けたわっ!!


(*でも、ほんとにちょっとだったので。

前回とは、比べモノにならないほど回復早かった。)







いくじょぶ!

生まれてからも、わりとこのポーズ。


お腹の中でも、このポーズで寝てたんだろうなぁ・・・。




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赤ちゃんが産まれると、

その後で、また軽い陣痛が起こり、胎盤が出てきます。



これがするっと出てきて、気持ちいい。

なんか、すっきりする。



そこで判明したのですが・・・。


私の胎盤は、特大だったようです。



なんと、1キロもあって。通常の倍です。倍!


へその緒も、太くて太くて、超丈夫。



そりゃあ、赤ちゃん育つわ・・・ha23




これはもう、体質なのかしら?

ことぶきちゃんも、胎盤が大きかったのかしら。



いずれにしても。


こんなの、放っておいたら、

赤ちゃんどんどん大きくなるよっ!」と、


助産師さん達が言ってるのを、聞いて・・・。






予定日当日に出てきてくれた、モモ太に感謝。


マイペースだけど、
空気読める赤子に、感謝。




結局、今回の出産は約10時間。


んまー大変でしたけど。

ココ太の時と比べると、短かったわー。


陣痛始まって、
その日のうちに産まれただけでも夢のよう。


産まれたー!産まれたよー!

やったー!終わったーっ!ひゃっほーいっ!


あーー、お腹空いたーーーーヽ( ´д` )ノ



そしてまた、出産後すぐに夕飯食べた私です。



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さて。「大きい大きい」と、心配された、赤ちゃん。


お腹を見た助産師さんに、

4000gはあるんじゃない?」と、言われた赤ちゃん。



いくじょぶ!

産まれてみれば、3630グラム。




思ったより小さかったわねー。




いやいや。

小さくないんだけどもね、決して。


でも胎盤が大きい分、お腹も大きかったんだね。







この時の台詞が、

聞こえていたかどうかは、知らないけれどー。






いくじょぶ!

あれから1年、

こんなに大きくなりました。




いやー、育ったわぁ・・・・・・(´-ω-`)








モモ太、誕生日おめでとう。


生まれて来てくれて、ありがとう。








1才なのですっ!!

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二度目の出産記、続きをもうちょっと書きます。

出産に、ココ太が立ち会った話を、具体的にまた今度・・・。




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* ここから続いてます→二度目の出産記(1) 。■ モモ太出産時のハナシ ■我慢して我慢して、ようやく訪れた朝ー。すでにヘロヘロになりながら、予定どおり、AM9時に病院到着。「こころさん、待ってたよ!」そこで私を迎えてくれたのが、ベテラン助産師さん。ココ太を ... 続きを読む



* ここから続いてます→二度目の出産記(1)






■ モモ太出産時のハナシ ■




我慢して我慢して、ようやく訪れた朝ー。



すでにヘロヘロになりながら、

予定どおり、AM9時に病院到着。




こころさん、待ってたよ!



そこで私を迎えてくれたのが、ベテラン助産師さん。

ココ太を取り上げてくれた人だ。



この人の顔を見たら、

なんとなく陣痛も和らぐから、不思議だー。





いくじょぶ!

ああ、大丈夫!

これで私、無事に産めるわっ!!

(どれほどのカリスマなんだ。)





助産師さんは、前回の難産に加え。


今回も「お腹の赤ちゃんが大きい」と、心配していて。



あなたが産んだの見届けないと、

私、安心して休みも取れないわっ!


・・・なんて言って下さったのが、すごく嬉しかった。








私は、今回もやっぱり「微弱陣痛 」で。

着いた早々に、促進剤を点滴。




既に陣痛は、6分間隔。

一時間後には、子宮口が5センチまで開いた。


5日もかかった前回とは、段違いのスピード進行!






いくじょぶ!
呼吸法で痛みを逃すのも、この時点では、まだ余裕。



「おや?もしかして、

あと数時間もすれば、産まれちゃうんじゃないの、これ。」

なんて、思われた。


ええ・・・。

そんなわけも、ないのにさ・・・(´-ω-`)




助産師さんが、内診しながら言うのです。



赤ちゃんの頭が大きいから、

ちょっと、時間かかるわ。



え・・・。頭・・・ですか・・・。



赤ちゃんは、細い参道を通るために、

頭の骨を、重ね合わせて出てきます。


モモ太は頭が大きいので、それにも時間がかかる。



赤ちゃんは、自分でゆっくり重ねて行くから、

それまで、待ってあげてね



そう言われて、待つこと数時間・・・。


痛みは、激しくなるばかり・・・。




なんでも、骨を重ねることで、

頭の皮にシワが出来るてくるそうで。


助産師さんは、それを内診で確認するのですが。



うーん。

頭の皮、まだつるつるだわー。




っておい・・・。


お腹の・・・そう、そこの・・・。



お前、やる気あるんかっ!!





母ちゃんは・・・母ちゃんは・・・。




いくじょぶ!

もう、ちょっと、泣きそうだけど。


痛い!痛い痛い痛いよーーっ!





呼吸法で痛みを逃すのも、
だんだん難しくなって来た。


だいたい「逃す」って言っても、

痛みが消えるわけじゃないですからね。
若干和らぐだけで。




そこから、更に数時間。

陣痛は、ガンガン来てるのに。


なかなか進まない、お産。


それと言うのも・・・。



助産師さん。

まぁー。マイペースな子だわー・・・。」




お腹の赤子が、

マイペースだから・・・!





赤ちゃんは、

子宮の中を回りながら産道を下りてきて。



最終的には、
母体の背中の方を向いて出てきます。


私は、仰向けで分娩台にいるので、

つまり、赤ちゃんは下向いて出てくるわけですが。




助産師さん

今まだ、真上向いてるから。



・・・えっ。




助産師さん

赤ちゃんのペースで下りて来るから、

もうちょっと待ってあげて。



・・・えええっ!!




待つ・・・・・・。




待つって、どれぐらい?ha23






私は、そろそろ限界ですが・・・。


一見、おとなしく、
呼吸法してるようにも見えますが・・・。





いくじょぶ!

実は、暴れたい願望さくれつ。




限界なんですよ、もう、ほんと痛い、痛い・・・痛・・・。


「痛い」以外の単語が思い浮かばないほど・・・。





ていうか、

こんなに痛かったっけ!?





陣痛って、こんなだったっけ?


ここまで、痛かったっけ??



あああ、思い出せない!

思い出せない!?ありえないっ!


こんなに痛いの、よくも忘れてたっ!


アホーっ!私のアホーーーっ!ヽ(TдT)ノ

(大パニック。)





うわああ、どうしよう。


叫びたい・・・。大声上げたい・・・。



ぐはーーーーっ!

もう、もう、本当に、暴れ出しそうだーーーーっ!!






いくじょぶ!

・・・と、思ったその時。


隣の分娩室から、ものすごい叫び声っ!!






いくじょぶ!

別の産婦さんが、暴れてる・・・。




私の代わりに、暴れてる・・・( ゜д゜ ;)

(向こうは、そう思ってないが。)







お隣さんの、見事な暴れっぷりに。

落ち着きを取り戻したのでありました・・・。

ふー・・・。





<つづきはこの後すぐ!>

  ↓
二度目の出産記 その3








お腹にいる時から、折り紙付きのマイペース。

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■ モモ太 出産時のハナシ ■ちょうど一年前の、10月15日。出産予定日の、この日の深夜ー。私は、トイレの中に居た・・・。さっきから、なんだかお腹が痛いんだけど・・・。なんとなしに、15分間隔ぐらいで、痛いんだけど・・・。(え・・・っ。)はたしてこれは、便通な ... 続きを読む






■ モモ太 出産時のハナシ ■






ちょうど一年前の、10月15日。


出産予定日の、この日の深夜ー。





いくじょぶ!

私は、トイレの中に居た・・・。







いくじょぶ!

さっきから、なんだかお腹が痛いんだけど・・・。


なんとなしに、
15分間隔ぐらいで、痛いんだけど・・・。

(え・・・っ。)






いくじょぶ!

はたしてこれは、

便通なのか陣痛なのか・・・!

(馬鹿なのか・・・!?)




妊娠して、ずっとずっと便秘だった母ちゃん。

この日は、久方ぶりの快便。




後から思えば、

下りてきた赤ちゃんに、腸が圧迫されてたのかと。



おかげで、便通なのか陣痛なのか、迷った。





いくじょぶ!

いやいや、私だって経産婦のはしくれ。

等間隔で来てる痛み、これは・・・。これは・・・。




J・I・N・T・S・U・U!


陣痛っ!Σ( ̄ロ ̄lll)




おおう、分かってる分かってるけど・・・。

ダメ・・・まだダメなのよ・・・。

まだ病院には行けないわ・・・。





だって・・・。


だって、だって・・・・・・。





今行ったら、

夜間料金取られちゃうっ!!

(えーーーー・・・・っ!)


*通常の診療時間外だと、別途料金が追加されます。







違う違う。そうじゃない。


いや、うん、
それもあるけど、それだけじゃない。




もともと、この日から入院が決まっていて。

朝の9時に病院に行く予定だった。

その時の過去記事コチラ 。)




だから9時前には、

ココ太を、大ママに迎えに来てもらって。


私は、帰宅した夫っとの車で、
病院に行く段取りだった。



まだ、大ママは寝てる時間だし。


夫だって普通に帰ってない。

(マジかー。)





だから、まだ早い。

まだ、病院には行けない。



大丈夫、大丈夫、まだ我慢出来るわ・・・・・・。






いくじょぶ!

ああああああ、超がんばれ自分。

夜明けは近いぞーーっ!








・・・・・・・・・・・・・・。









・・・・・・・・・・・・・・。








いくじょぶ!
つづく・・・・・・。






続きはこちら→



いきなり出産話をおっぱじめたのは、

明日がその日だからですー。



うーん。あっというまだな、一年・・・(´-ω-`)


1年が早すぎて、しみじみ通り越して、リアルに怖い。

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こちらから→「出産記1。 」「出産記2。






■ ココ太 出産時の話。 ■





そうそう、忘れてました。夫っと



なんと夫っと、産まれるまでの5日間。

ずっと、病院に付き添ってくれていたのです。


いつも仕事で忙しくて、家に居ないことも多い、彼が。

5日間もスケジュールを調整して。



なんだよ、

やれば出来るんじゃねぇか!



・・・なんてことは言わずに、素直に感謝。ありがとう。



へその緒も切ってくれたしね。

(最初怖がって、ものすごく嫌がってたが。)




子供が産まれた直後の、夫婦。







大仕事を終えたせいで、

若干おかしなテンションの二人。

ちょっとした異次元。




しかし・・・。







分娩室のカーテンの向こうで、誰かが泣いている。

すんごい声で、泣き叫んでいる!



なんだなんだ、なんなんだと、思ったら・・・。




ことぶきちゃんでした。



驚くほどの大声で号泣する、妻の姉。




おかげで速効、

現実世界に戻していただいた二人。



夫っと、泣くタイミング逃す。





実は、この時、ことぶきちゃん。


病室で待っている、母と義母に、

産まれそうになったら、教えてね!

との任務を受けて、様子をうかがっていたんですね。



でも結局、お産が終わるまで動けず、

呼びに行くのなんて、すっかり忘れちゃってて、

母二人に恨まれていた。


特に、義母にとっては初孫なので。

ココ太の産声を聞こえなかったは、相当残念だったと思う。



ていうかそもそも、この母二人は、

妊婦さんの気が散るから、お母さん達は部屋で待ってて!」と、

助産師さんに、分娩室から閉め出されてたんだけどね・・・。

(ぐっじょぶ!助産師!)





なんだかんだで、

ことぶきちゃんの涙に、また泣いた私。



その後、落ち着いてから、

ずっと食べられなかった晩ご飯を、一緒に食べた。


髪も洗ってもらった。

ことぶきちゃんがいてくれて、よかった。




そして、ことぶきちゃんは、

この時一緒に食べた、入院食の美味さに引かれ。



三人目(ゆうたん)を、

この病院で産むことになるのです・・・。

(ええ。一番は、そんな理由で。)




そういう私も、今からもう、あの食事が楽しみだ。



ああ、早く産みたい・・・。

(一番は、そんな理由で。)







だって、ほんとに美味いんだもんね。
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*因みに、ことぶきちゃんは、三人とも安産。

王子なんか、4000グラムオーバーだったのに・・・。


ゆうたんなんて、

陣痛が始まったとの連絡を受けて、

私が子供達連れて、病院に向かっている途中に、もう産まれてた。


誰一人、出産に間に合わず。

・・・へその緒、自分で切ってた(笑)。


しかも、例の助産師さんの元、

私がしたかった、「いきまないお産」をやってのけた!


あー。羨ましい・・・(´-ω-`)



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* 本日2度目の更新。コチラから→「出産記1。 」■ ココ太 出産時の話。 ■母子手帳に書かれた、「微弱陣痛」「分娩停止」「回旋異常」。数々の辛酸をなめながらも、それでも5日間耐えられた、一番の要因は。お腹にいるココ太の心拍が、一度も下がらなかったからです。 ... 続きを読む


* 本日2度目の更新。コチラから→「出産記1。





■ ココ太 出産時の話。 ■




母子手帳に書かれた、

「微弱陣痛」「分娩停止」「回旋異常」。




数々の辛酸をなめながらも、

それでも5日間耐えられた、一番の要因は。


お腹にいるココ太の心拍が、

一度も下がらなかったからです。



母ちゃんは、

地獄のような痛みに、もがき苦しんでいると言うのに。


お腹の子は、そんなストレス何も感じることなく、

呑気に子宮の中に、居座り続けたというわけ。



力強く脈打つ、ココ太の心音を聞きながら。

その音に励まされながら、耐え抜いた5日間でした。




さて、「回旋異常」ですが。



赤ちゃんは、産まれる時、

子宮の中で回りながら、産道を通る。

(なんか適当な知識だが。)




そして骨盤の出口では、

赤ちゃんは、母ちゃんの背中の方を向く。

アゴを上げた状態で。






分娩台に仰向けで寝ている状態なら、下向き。



この状態から、頭が出て。

そこから更に体をねじって、全身が出てくる。


ココ太の場合、頭が「横向き」だった。

回りきれなかったんですね。


子宮の中で、赤ちゃんが、

斜めに止まっているのが、私にも分かった。


お腹の一部が、

ぼこっと斜め方向に突き出てたの見えたし。

(これが、ココ太の尻だった。)



私の体に比べて、大きくて、

回るスペースが足りなかったのか。

頭が、子宮口オーバーだったからなのか。

(身長:55センチ、体重:3850グラム、頭囲:35.8センチ。)



理由は定かではないが、

おかげで、なかなか出てこなかったのは事実。


最初、呼吸法だけで、

いきまないお産を目指してたのに、予定変更。


会陰切開、吸引分娩・・・。


先生が馬乗りになって、

お腹の上から、ココ太のお尻を押した。


いきんでも、いきんでも、出てこなくて。

5日間の陣痛で、私の体力は、限界を超えていたし。


最後の一いきみで出てこなかったら、

帝王切開になってたかもと、助産師さんに後から聞いた。



もし本当にそうなってたら、暴れてたかも知れないワ(笑)。


「だったら、

最初からそうしてくれればよかったのにっ!!」って。




あの時、もっと早い時点で、

帝王切開にしていた方が、安全だったんじゃないかとか。


普通なら、分娩停止の時に帝王切開するだろうとか。


いろんな人に、いろんなこと言われます。


実際、予定日を2週間も過ぎていた、

私の胎盤は、完全に石灰化し、羊水も濁っていた。


医学的に、どれが一番良かったのかなんて、私には分かりません。



ただ私は、このお産に、満足しています。

結果的に普通分娩で産めて、良かったと思う。



あんなに痛くて辛くて、

世の中の苦しみを一身に背負ったような気分になっていたのに。


産まれたばかりの子を、自分の胸の上に置かれた瞬間。



今までのことは、

全部、どうでもよくなった。



お前が元気なら、もう、なんでもいいよ。」と言いながら、泣いた。



そして、あのベテラン助産師さんが。


ほら、こんなに綺麗な、ピンク色の赤ちゃん。

あんなに大変だったのに、最後まであなたが笑ってたから。

赤ちゃんに、しっかり酸素を送って上げられたんだよ。

頑張ったね。ほんと偉かったね。


そう言いながら、私の手を握って、一緒に泣いた。


これまで何十年もの間、立ち会い続けて来たのに、

今更、お産で泣くなんて・・・。」と、照れ笑いしながら。



こんなに難産で産まれた子は、

体が、紫色になっていたりすることも多いそうだ。


でもココ太は、綺麗なピンク色の赤ちゃんで。

ああ、この子がちゃんと、一緒に頑張ってくれてたんだ。


頑張ったね、ありがとうね。」と言って、また泣いた。



私が出産時を思い返して、今も時々泣いてしまうのは、

この時の感動を思い出すからです。



妊娠して、当時住んでた家から、「歩いて行ける距離だから」

と言う理由だけで選んだ病院だったけど。


この助産師さんと先生に、出会えて良かった。




そっか・・・。

私、ずっと笑っていたのか・・・。


よく覚えてないな。

あんなに苦しかったのに、とんでもないわ・・・。



どんな、ドMだよ(´-ω-`)

(あれ・・・母ちゃん・・・。)





こうして産まれた、パタリロ顔の我が子は。




産まれながらにして、なんだかムチムチ。

髪もふさふさで、爪も伸びてる。

手や足の皮は、ふやけて剥けて。




立派な、過熟児です。
(吸引されたので、頭がちょっと伸びてます。)





うちは、みんな大きく産まれて来る。


ココ太が、3850グラムで。


王子は、4050グラム。

ゆうたんも、3900グラム。


一番小さいのが、

予定日9日前に産まれた、たんたん。

それでも、3700グラム。

因みに言うと、私は4200グラムで産まれてる。

ことぶきちゃんは、4000グラム。

弟は、4300グラム。


これは、やっぱり家系かな。

でかい赤ちゃんになる、家系。


ていうか、すげぇな、こころママ・・・(´-ω-`;)






あれから2年。今日で2才。

ココ太も、母ちゃんも2才。


変わることなく、ぷくぷくムチムチのままで育ったココ太。



あの日、カンガルーケアで初めて触れあった時から、ずっと。

母ちゃんの方が、ココ太に抱きしめてもらっている。




ありがとう。これからもよろしく。


大好きだ!ぎゅーーーっ!!




続き→出産の話(3)



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■ ココ太 出産時の話。 ■7月22日。今日は、ココ太の誕生日ですー!2才!おめでとー!もう2年だ。早いね。ココ太が、2歳になって、改めて思い返してみる、出産の時。ココ太はね、超難産だったでございますよ。だからって、どうってことは無いのですが。難産だろうが ... 続きを読む



■ ココ太 出産時の話。 ■





7月22日。

今日は、ココ太の誕生日ですー!

2才!おめでとー!



もう2年だ。早いね。

ココ太が、2歳になって、

改めて思い返してみる、出産の時。


ココ太はね、超難産だったでございますよ。



だからって、どうってことは無いのですが。

難産だろうが安産だろうが、すべからく出産は大変。

痛いものは痛い!



私は、2年経った今でも、

思い出すと、たまに泣いてしまうほどです。



とりあえず、入院してから産むまで、5日かかった。


5日・・・。私の周りでは、最長記録です。



母子手帳には、

分娩時の特記事項として、


微弱陣痛」「分娩停止」「回旋異常

と、書かれています。




微弱陣痛と言うけど、

微弱」だから痛くないってワケじゃなくて。


通常、陣痛が起こると、

10分おきから、6分おき、3分、1分・・・と。

だんだん、陣痛の波が狭くなって、やがて出産へと向かう。


対して私の場合、10分~8分おきから間隔が縮まらなかった。

つまり、10分おきの陣痛が、一晩中続くわけです。

3日も4日もずーーっと。





入院中、どんどん衰弱していくサマが、

夫っとが撮影したビデオに、残っています。

(撮るな!そんなもん撮るなっ!)




入院二日目。まだご飯は食べられる。







3日目。泣き出す。


この日、促進剤で陣痛が1分おきになり、分娩台へ。

しかし、途中で子宮が収縮しなくなり、また間隔が空く。


結果、「分娩停止」。

開いた子宮口も閉じてしまい、個室に戻された。





4日目。顔は土色。死相が出てる。


もう話すことも出来ず、

この世の不幸を全部背負ってる感。


それでも襲ってくる陣痛。

もう、何十時間この痛みと闘っているのかも分からない。

もしかしたら、永遠に続くのかも知れない。




分娩停止になった次の日の、4日目朝。


私は、「帝王切開にして下さい!」と泣きついた。


いつ終わるかも知れない痛みが、もう限界だった。

なんでもいいから、この苦しみから、解放して欲しかった。


だけど、長老の助産師さんに反対される。


このベテラン助産師さんは、

ご自身が二人の子供を、帝王切開で出産されていて。


帝王切開の大変さや、産後の回復の違いなどを、

私に懇々と言い聞かせた。


私は、子宮口が全く開かなかったから、やむなく帝王切開だった。

でも、あなたは違う。

今、この痛さから逃れるためだけに、帝王切開はやめなさい。」と。



自分の安易な発想を、

見透かされてしまったことが、恥ずかしくなったけれど。



今日は子宮の回復を待って、明日またがんばろう。

と、言われた時には。



鬼かっ!!と思った。



すぐにでも産ませて欲しいと思っているのに、

またさらに1日伸ばす?


この痛みが、まだ24時間以上も続くってことか?


もう一人でトイレにもいけないほど、体力も無いし。

明日必ず産まれるっていう、保証も無いのに?


私にこれ以上、どう耐えろと!!




暴れたくても、暴れる力さえ残っていない。

なんかもう、半狂乱・・・。




それでも、その言葉どうり、

そこから更に丸1日、

絶望的に長く感じた時間、陣痛を耐えたのは。


助産師さんを、信頼していたからです。



彼女は、そこにいるだけで、その安心感からか、

陣痛の痛みが和らいでしまうほどの、カリスマ助産師。


医師は、夜通し私の陣痛に付き合って、

隣で一緒に、呼吸法までしてくれる、そんな先生。


そして、他のスタッフも。


この人達がそう言うのなら、もうそれに従おうと思った。



まぁ、実際のところ、

もうどうでもいい、なんでもいい」ってぐらい、

思考力も低下していたのですが・・・。






そして最終5日目の、

分娩所用時間は、14時間50分




長い苦しみの末、

3850グラムで産まれた我が子。


出産予定日から、

2週間遅れて産まれてきた、でかベビーは・・・。



パタリロ顔でした。




いやいや。

赤ちゃんは、産まれた時みんな、

パタリロガッツ石松か、どちらかなのよ。

(えーー・・・( ̄△ ̄;))






今はあんなに可愛い、ラブリーゆうたんも、

産まれた時は、ガッツだったもんね!ぷっ!





みなさんのお子さまは、どっちでした?

パタ派ガッツ派?( ´д` )

(決めつけんな・・・。どっちでもねぇわ。)





続き→出産の話(2)






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